お墓はいらないのかな~…

最近、長澤宏昌著  『散骨は、すべきでない ~埋葬の歴史から~』(講談社ビジネスパートナーズ)を読みました。

たまたま図書館の新刊本コーナーに置いてあったので、何気なく手に取りうちへ連れて帰りました。


散骨を選択することへの警鐘をならす、という目的で書かれたこの本には

『故人とその散骨に関わった人はよいとしても、その周辺との関わりや次世代への継承という意識などを含めて、すべて断ち切ってしまう可能性が非常に高く…』

『安易な散骨は感謝や縁をあなたの子や子孫にも否定させる行為』


などと書かれていました。


今まで深く考えたことはなかったけど、

お墓がある、そしてお墓参りをするということは
自然とご先祖さまを意識するよい機会なんだということを改めて感じました。


お墓に刻まれた文字を見て、
「こんな人がいたんだ…」
「ひいおじいちゃんってこんな名前だったんだ~」
なんてことを感じられるのもいいのかもしれません。


お墓はただのモニュメントかもしれませんが、
それでも、何かあるとお墓の前に行き、
報告したり、ときにはお願いなんてしちゃったりしたことがある人も多いのではないでしょうか。


今は、継承者がいない、土地がない、お金がかかる、等々の理由で
散骨を選択する方も増えてきているといいますが、

『存在することに意義がある。そこに集い、報告し、感謝するというまさに心の思いを表す場所』であるお墓。


もっと大切にしてもいいんじゃないかな~、と思う寺嫁なのでした。



*『~』内は本文からの引用です。

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